中に絞ったクリーム、かぶせてあるマロンペースト、そして土台のロールケーキ・・・ 東京洋菓子倶楽部のモンブランは、それぞれの素材にこだわりを込めて作られています。
東京洋菓子倶楽部のモンブランは、オーナー木村修のオリジナル。こだわりのモンブランがどのようにしてできあがったのか、開発ストーリーをご紹介します。
中に絞ったクリームは、バニラビーンズを贅沢に使用したカスタードクリームと生クリームを1:1で合わせたもの。隠し味として生クリームから作ったリキュールを加えて、芳醇な香りもプラス。
クリームたっぷりなのに、なぜか飽きがこないのは、軽い食感に仕上げてあるから。濃厚なのにさっぱりとしたクリームは、後引きです。
かぶせてあるマロンペーストは、栗の甘露煮を使用。上品な甘さが特徴です。
それを丁寧にフードプロセッサーでペースト状にし、口当たりもなめらかな食感に。さらに、お腹によいといわれる健康食材「オリゴ糖」もプラス。1枚1枚職人が手作業で伸ばして、丹精込めて作り上げます。
土台となっているのは口溶けのいいロールケーキ。卵をたっぷり使ってふんわりと焼き上げます。
原料にバターを一切使わず、代わりにコレステロール0%の「グレープシードオイル」を使っていること。だから、ビタミンEとオレイン酸が豊富でローカロリーな、身体にもやさしいケーキになっています。
今から28年前、当店のオーナー・木村修がイタリアのミラノを研修で訪れたとき、現地の菓子店で初めて目にしたのが、今のモンブランの原型となったケーキでした。
そのケーキを口にしてみると、とても濃厚で日本人の口には到底合わないものでした。しかし、そのスタイルが斬新で感銘を受けたオーナーが、アイデアを日本に持ち帰り「どうにかして日本人の口に合ったお菓子にできないか…」と研究を重ねることになったのです。
当店モンブランの特徴のひとつ「ぺっとりとした食感」は、日本人が古くから好んで食してきた寿司「トロ」にヒントを得ました。私たちが好むその食感や口溶けは、60%程度含まれているとされている水分に由来。当店のモンブランの食感もまさにこのトロの食感に近いものがあります。
また、和菓子の練り切りのように長く日本人に愛され、どこか懐かしい味わいにしたいと考え、今の食感が生まれました。
形はイタリアとフランスの国境にあるアルプス山脈最高峰「モンブラン」をイメージ。土台には日本人に古くから愛されてきた「ロールケーキ」を使用しました。和・洋のエッセンスが組み合わさってできたのが、当店オリジナルモンブランなのです。